ねこのこたわし(丸型)/ /棕櫚の引っ掛け紐・特製真鍮タグ付き
【棕櫚たわし】
棕櫚製のたわしは、伝統的な工法でひとつひとつ手作りで制作されています。 棕櫚とは、ヤシの木の一種で、その樹皮の繊維を利用しています。耐水性、 耐腐食性、伸縮性に優れていることから、日本では高級な箒などで使われています。
棕櫚の最大の特徴は、その柔らかい感触です。一般的に流通しているパームや樹脂系素材製のたわしと違い、棕櫚製のたわしは柔らかく、手にも肌にも優しくできています。使った後に乾きやすいようにデザインされ、 芯材にも錆びにくい亜鉛引線を使用。日本の風土や文化に適したつくりとなっています。
【有限会社サガラ、東京都葛飾区 伝統職人】
棕櫚たわしを手作りで製造している東京唯一の老舗工房です。 佐柄ご兄弟は、50 年以上にわたってたわし を作り続けている伝統職人。伝統的な工法を大切に 守り、棕櫚の繊維を硬軟より分けて、使い勝手と手 触りにこだわったたわしは、老舗割烹等で高い評価 を受けています。葛飾区伝統産業職人会の会員。
特典:特製真鍮タグと棕櫚の紐付き。大野隆司先生の葉書を同封。
材料:棕櫚、亜鉛引線
数量:1個
寸法:縦:約 10センチ、横幅:約 6センチ、厚み:約 4センチ
重量:約50グラム
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たわしは、日本の食文化!
料理研究家 大瀬由生子
食養生には、「一物全体」という言葉があります。食材全体を食べることで、 全ての栄養を摂取できるという考え方です。例えば野菜や果物は皮の部分 に多くの栄養成分や食物繊維が含まれています。これを捨てては勿体無い。 泥がついていますが、たわしと水で洗えばきれいに落とせます。
根菜類など皮を剥かないで調理すると、実に料理が簡単になります。江戸 時代の漬物はみな皮つきでしたが、ここにも知恵があったのですね。
独特のやわらかさとしなやかさを持つ棕櫚のたわしは、このような日本人 の食生活を彩る大切な道具です。「触ればわかる」選び抜かれた天然素材の ここちよさ。
棕櫚の伝統たわしをぜひお試しください。
伝統の手作り
サガラのたわしは、ひとつひとつ手づくりされています。密度が濃く、心地よい独特の手触りを実現するのは、50年以上の熟練職人のなせる技です。
厳選された素材
たわしに利用されている棕櫚の繊維は、硬軟を一本一本選り分けた上で、用途に応じた最適な硬さになるように組み合わせています。手間も時間もかけて繊維を選り分ける作業が、他にはない最高品質のたわしを生み出しています。
半世紀を超えるたわしづくり
サガラのたわしは、先代から引き継ぐ佐柄兄弟が伝統を守っています。たわしづくり一筋、50年を超える歴史があります。
ねこのこたわし誕生!
木版画家 大野隆司
長さも形も、猫のしっぽのようなので、この名前に しました。もっと小さなものは、「こねこのこたわし」 です。